剪定のこだわり

目の前の枝を切り樹形を整えることは剪定の目的の一つであって木を育てることが大切なことです。

翌年の枝の伸び方や樹形の変化を予測し剪定することを心がけています。

 

 


「透かし剪定」

縦を抑えて中を透かすことで樹形の維持ができます。

風通しを良くし害虫予防、病気予防に繋がります。

 

刈込


*その季節に合った剪定をしないと樹木を痛めます。

夏の強剪定は特に禁物でエネルギーを使い切って伸ばすと同時に寒い時期に備え、

樹体内にエネルギーを蓄積する時期です。この時期の強剪定はダメージとなり枯れてしまうケースが多いです。

桜や紅葉などの強剪定もその年は芽吹きはしますが寿命を縮め数年後に枯れるそんな話もよく聞きます。

 

掃除のこだわり

落ち葉が一枚もない掃除から、落ち葉をマルチングとする自然風な掃除まで柔軟に対応します。

*そしてお客様が大事にされている草花は必ず保護します。

 

薬剤散布

病害虫・病気への対処

手入れの段階で枯れた枝、病気や虫のついた枝は見つけ次第切ります。

環境を整えるための土壌改良や風とおしの良い剪定がしっかりできていればできる限り防ぐことができますが

それでも薬剤散布が必要な場合は害虫か病気かを調べてから薬剤を決め散布します。

[庭木の害虫]

アブラムシ・カイガラムシ・グンバイムシ・ケムシ類・テッポウ虫・ドクガ類・ハダニ・ハマキ虫・ヘタ虫

[庭木の病気]

赤さび病・うどんこ病・すす病・テングス病・斑点病・モチ病

 

植栽工事

 

落葉樹は10月~3月の葉を落とした時期が適期です。

針葉樹は3~4月の春か9~10月の秋

常緑樹は6月か9月が適しています。

*暑さや寒さが厳しい時期は樹木への負担が大きいので避けます。

大きな木の移植

移植を予定する一年前に根切や根の皮むきを行う「根回し」を行います。

これをしないと細根が発生しなく根つきが悪くなり枯れるからです。

肥料について

強く剪定をした後や寒い時期、土に栄養が少なくなってきたときに施肥を行います。

あげすぎてもメタンガスが発生し根を痛め寿命を縮めたり枯れる原因になります。

ちっ素・リン酸・カリは用途が違うため必要に応じて行います。

・油かす・鶏糞・堆肥・腐葉土・化成肥料

排水性の悪い土壌や庭木がよく育たない土壌に

造成地ではゴロ石があったり粘土層であったりします。

土の酸度ph(ペーハー)を計り調整し雨の水たまりなどができにくい、

排水性の高い土壌にして粘土と有機質が程よくブレンドされている団粒構造にします。